いづみ屋

福島県福島市に住んでいる普通の会社員の日記です。 趣味の音楽などの創作活動や仕事の事などを書いています。

2013年02月

機材整理


 ただいま引越しの準備の真っ最中です。
 部屋の中を少しずつ整理していくと、なかなか懐かしいものが出てきます。前にやっていたバンドKLADLEの黒歴史DVDとか……ちょっと見ちゃったりして。

 バンドをやめちゃったために急に不必要になった大量の機材類があります。趣味だからあんまお金かける気もなく、ギター一本ベース一本で十分だったのですが、KLADLEも全盛期の頃はちょっとでもいい音でやりたいと思って色々な機材に手を出しましたっけ。置いておいてもしょうがないので処分せねばなりませんが、まずは実家に移動させておくことにしました、車で運びます。

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 ギターの満員電車や。

 なんで急にこんなに増えちゃったんだろう。
レスポール、ストラト、PRS、ショートスケールのストラト、SUGIZOさんモデル、バッカスのクソ安いベース、インドネシア製スルーネックのストラト、ベトナム製アントニオ工房のストラト、全てトランクに入りました。

 この中で定価20万円を超えるちゃんとしたギターはナビゲーターのレスポールとシェクターのストラトのみ。
中古で入手してます。本数多い割には安物ばっかりです。
 
 今までのバンド活動の結果としての独断と偏見に満ちた所感ですけど、楽器の音の良し悪しなんて最終的には演奏者の技量とセンスで9割くらい。アマチュアの分際で機材に煩い人に良い演奏家はおりません。どちらかといえばメンテナンスがどのくらいいきどどいているかのほうが重要に思います。ギタリストにかかわらずベーシストでもドラマーでも同じ。だいたいこんなに持ってたら管理が行き届くわけないじゃないですか。

 とはいえ色々冒険したことでわかった事もあります。ピックアップはいいやつでないとバンドで使うには厳しい時がありますね。特にドラマーがいるかどうかで違います。低音上げすぎるとベースの邪魔になるし、高音上げすぎるとドラムのシンバル類にかぶってしまう。しょうがないのでミドルレンジを上げるとボーカルとかぶるという……

 バンドのアンサンブルの中で、出るとこと引っ込むところのバランスを取れる人でないと、良いギタリストではないって事なんでしょうか。それといい音を出すためにはギターからスピーカーまでの間にあまり色々つながないほうがいいんでしょうね。音色の切り替えとか機能性に欲張るとあんまりいい音になりません。

 あれこれ追加する事が容易にできてしまうギターは引き算できるセンスがないとだめで、逆にできることが限定されちゃうベースのほうがどうやって他と違う個性を出すかで悩むようです。なんかエレキギターって和食みたいです。素材の味を殺さずに、なるべくシンプルなほうがいいって事で。

 

飯野賢治さんが亡くなられましたが……


 飯野賢治さんが40代という若さでお亡くなりになったそうです。とても残念です。

 飯野賢治って誰?って人が多いと思いますが、世間ではゲームクリエイターとして有名です。代表作はDの食卓というタイトルです。太っててホリエモンを強面にしたような見た目ですが、世間に対する挑発的な発言と芸術性や知性を感じる作品の評価によって、ゲーム業界で一世を風靡した人です。

 ミュージシャンや小説家としても活躍していたようで、エリートであった幼少期から高校中退、フリーターを得て、反骨心丸出しのロックな生き方でクリエイティブな方向で成功を納める。漫画みたいなスーパーヒーローだったのです。

 彼が代表作[Dの食卓]で頂点を極めていた頃、自分は高校生でした。Dの食卓ももちろんやりましたし、その頃彼が書いた自叙伝も読みました。

 自分と父を捨てて出ていってしまった顔も覚えていない母親への愛情と憎しみ。同級生たちと同じ学歴エリートになれなかった挫折、コンピューターやバンド活動との出会い。高校中退、フリーターとして働きながら自分探しの旅、そして現在の成功とこれからの未来。

 有名人の自叙伝というのは、たいていかっこよく誇張される部分があるわけですが、当時高校生の自分にはそんなことはわかりません。今読んだらわからないけれど、当時の自分は衝撃を受けました。

 この人の人生は、まるで自分ではないのか?

 中学時代、姉に比べてあまりにも学業成績が振るわない自分を心配して親に学習塾に入れられたのですが、勉強の才能があったようで、成績は進学校へ行けるようになってきました。
 優等生の姉と同じように、進学校へ進み良い大学へ進み、親や先生の期待に応える事が自分の使命と考えながらも、劣等生時代からの友達との友情のために夜のゲームセンター通いを続ける。

 結果、高校受験に失敗。どうしても高校だけはいってほしいと母親に泣きつかれ、やむ無く定員割れの底辺一歩前の町外れの高校へ行くことにする。町外れの見知らぬ土地で、誰も知らない。友達もいない。もはやエリートですらない。同級生から誘われて仕方がなく始めたバンド活動くらいは楽しかったが、それ以外の時間は常にイライラしていた。出会う人全てにムカついていた。

 そんな頃に出会った飯野賢治という人の人生。全てが自分のように思えました。私は飯野賢治に英雄の姿を見たのです。

 残念ながら自分は飯野賢治のようなヒーローにはなれませんでした。いつの間にかこの人の名前すら忘れていました。世間の尺度で言うところの平凡な幸せを手に入れて、結構幸せてす。ですがあの頃を忘れる事はありません。そんな多感な時期に知った人です。

 飯野賢治さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 
 

  

俺はブタ貴族

 今日はバレンタインデーなのです。最近太ったなんて合う人ほとんどにいわれる始末の自分てすが、まだまだイケると思うんですよね~。

 というわけで、貰っちゃいましたバレンタインチョコ!しかも本命チョコですよ。いや~オレサマってスリムビューティーボーイたからな~モテて困っちゃいますよ。ではさっそく……

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 なんてかわいいブタさんなんでしょう。

 ほんと誰に似たのかしら。

 ……
 

 

雪解け


 連日続いた雪もようやく溶け、少し春らしい天気となりました。この天気が続くといいんですが。
 式の準備も大詰め、ようやく新居も決まりました。なかなか良い感じの立地ですが遊び過ぎないようにしなくては。
 すっかり埃をかぶってしまったギターたちがまた鳴るのはまだまだ先なようです。
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